「ネットを活かし場を設計する」小山龍介

小山龍介さんのワークショップ
「ネットを活かし場を設計する」
に参加しました

始まる前に「即興と構想」とサインをもらったのだけれど、即興と構想
というのがワークショップの一つのテーマだったと思います

  • 即興

即興という言葉にはあまり、関心がなかったのですがワークショップで
実際に即興で何かを作り上げる体験をすると感じるものが多かったです。
例えば考えずに「感じたものをアウトプットする」こと。
これはアイデア創造のプロセスではとても重要な秘訣だと思いました。
以前何かのハック本でブルースリーの言葉として紹介されていた言葉
の意味がようやく理解できたように思います。
感じたものをアウトプットできれば、それは身体的な表現となり、
受け取った人に与える刺激も増える。クリエイティブなものになります。

  • 構想

もう一つのキーワード、構想。構想というのは、想定観客によって得られるアウトプットの質が変わるという話だったように思えました。
その中でレヴィナス親鸞を引き合いに、超越的な他者としての観客を紹介。
超越的な観客の視点で、物事を整理することで構造主義的な社会の中でも、自己を取り戻す事ができるのではないかということだったと思います。
構造主義の様に自分の立場や役割の元で行動すると、どうしても自分の意思ではなく、無意識にやらされている感覚から抜けられない。
それに対して自己を意識し、場に贈与することを意識するという行動は、直接的な見返りを求めず行動することに繋がります。
これからの社会では

  1. 自分の意思で行動する
  2. 不特定多数の人が関与する場(未来)に贈与する

この二つの行動の元で得られた構想がより力を持つのだと実感しました

  • QA

最後に、場に贈与するときのポイントは何か質問したのですが、
「お金ではなく、自分の時間をどれだけ費やす事ができるか。
 費やした時間が説得力を生むのではないか」
と教えて頂きました。かなり有意義な時間を過ごせてよかったです。