ストレスをコントロールする方法。「ライフハックからレジリエンスへ」(なぜ一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?)

たまには開発系とは違う話で最近よく考えている話を書きます。

どんな分野の仕事でも今の時代ストレスと仕事は切り離せないと思います。

特に。。かどうかわかりませんが、ICT関係の仕事はストレスが溜まりやすいと実感しています。品質確保、コスト削減、売り上げ拡大、他者差別化技術の獲得。。。

そんな中で、生活や仕事を改善する「ライフハック」は昔から好きなアイデアなのですが、最近はライフハック(小技)だけでは今起きている問題に対応しきれません。

言い換えるとライフハックは、日常のちょっとした作業や業務の改善ネタが多いのですが、社会/人間関係などから与えらえれるストレスは簡単にハックできません。

 

自分自信ストレスに対応するためには、会社帰りに水泳したり、会社の人がこない少し離れたエリアに飲みに行ったり、個人的に努力をしてきました。最近漫画「ベイビーステップ」に刺激を受けて、ノートのつけ方(振り返り/分析)の仕方を変えたり、自分の意識をコントロールする技術を持とうとしていたところ、「レジリエンス」関係の本に出会えました。

 

ベイビーステップ(32) (講談社コミックス)

ベイビーステップ(32) (講談社コミックス)

 

 

本のタイトルは「なぜ一流の人はハードワークでも心が疲れないのか?」という、いかにもの自己啓発本タイトルで興味がなかったのですが、たまたま手に取って読んでみたところかなり具体的に、ストレスを分析しその対処方法も自分で試せるような内容でしたのですぐに購入して読んでみました。

 

なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」

なぜ、一流の人はハードワークでも心が疲れないのか? 実践版「レジリエンス・トレーニング」

 

 

詳しく書くと、とても長文になってしまうので、私が気に入っている考え方だけ箇条書きしておきます。

  • ストレスを与える環境(社会/会社/その他)は簡単に変わらない、変えられない
  • 環境を変える努力もするが、そのためには自分を変える必要がある
  • 自分を変えるとはレジリエンスを鍛える努力をすること
  • レジリエンスとは逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス(回復力、緩衝力、適応力)

ここでは記載しきれませんが、具体的な実践方法が数多く記載されていて参考になりました。個人的に実施していた水泳や、気晴らしの方法も系統立てられていたので、以前から実施していたものについても、より意識的に行動できるようになりました。

 

やりたい仕事をやるために、他の仕事にも前向きに取り組むというのが自分のモットーですが、ストレスを意識してコントロールすることで、よりやりたいことに集中できるようになるのではと期待しています。ストレスのコントロールという言葉が気になった人にはオススメです。